橋本マナミ、70歳の家庭教師から世間を学ぶ 「優しくて品のある方です」

芸能週刊新潮 2017年2月16日梅見月増大号掲載

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 白いミニのワンピースで現れた橋本マナミは、髪を片側に垂らし、じっと見つめるように話をする。“愛人にしたい女”で注目を浴び、ドラマや映画に引く手あまたの彼女が、時事ネタを聞かれても当意即妙に答えてしまうのは、あるオジさまが家庭教師についているからだ。

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平成の団地妻

 公開中の映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」に出演している橋本は、胡散臭い映画プロデューサー(橋爪功)の愛人・玲美の役。意外にも愛人を演じるのは初めてだという。

「この3年間、“愛人キャラ”でグラビアやバラエティーに出させてもらっているので役にはすんなり入れました。考えたのは“玲美にはどんなバックボーンがあるんだろう”ということです。脚本には書いてない履歴書を自分の中で作る。そこで浮かんだのは、玲美はとにかく自分の利益になることしか興味がない女。でも、その背景には愛に飢えて育った幼少期があるという設定でした」

 橋本はいま32歳、妖艶な大人のオーラを放つ彼女だが、それは遅咲きだからでもある。13歳でデビューしたものの、仕事がない毎日。居酒屋のアルバイトや倉庫での単純作業も経験した。ようやく脚光を浴びたのが、27歳にして回ってきたグラビアの仕事だった。「平成の団地妻」、「愛人にしたい女No.1」と評判になると、一気に火がつく。大河ドラマ、映画と次々に役が決まり、今は月に休みが1日あるかないかだ。

■ファミレスでレッスン

「映画の撮影中、一度だけホテルのバーで橋爪さんとご一緒できる機会がありました。“女優として生きるのは大変だよ”と言ってくださった。たしかに私も娘がいたら女優になんてなってほしくない。やはりお仕事が少なかった時期が長かったので、常に不安はあります。だから、イベントでも何かエッジの立ったことを言わなくちゃという思いが常にあるんです」

 プライベートで恋人はいないと言う。だから去年から婚活を始めた。

「恋愛は“お預け中”です。その前までは彼氏がいたということ。別れたのはお仕事が忙しくなった時期と重なっていますが、仕事が原因ではありません。男女の間で色々合わないことがあったんです。婚活だって、まだ誰ともお会いできていません。“いい男性を紹介してあげる”と仰ってくださる方はいるんですけど……」

 結婚できたら「一番浮気したい人妻を目指す」と笑う橋本だが、最近は「サンデージャポン」(TBS系)など、情報系の番組でコメントを求められることも多い。

「実は去年の4月から、家庭教師の先生に政治や経済のことを教えてもらっているんです。トーク番組でコメントを求められたとき、少しはお話が出来るようにならなければと考えてのことです。日経新聞を取ってみたんですが、ただ読んでいるだけでは難しい話ばかり。そこで、家庭教師の派遣会社に自分で電話してみたのです」

「芸能人だと言わずに相談したら、33歳、46歳、そして69歳の男性を紹介してくれました。30代や40代は年も近く、妙に意識しても困るので69歳(現在は70歳)の方を選びました。大学教授の経験があって、優しくて品のある方です。今も定期的にファミレスでお会いして、政治や経済のことを教えて頂いているんです」

 マナミさん、70代のオジさまにだって“下心”はありますよ。

ワイド特集「女という商売」より