中国からロンドン1万2000キロ “新シルクロード”列車を迎えた微妙な空気

中国週刊新潮 2017年2月2日号掲載

 世界最長のシベリア鉄道9297キロを遥かに凌ぐ1万2000キロを踏破、国家百年の計を担った列車が初めて着くとあれば、楽隊のファンファーレに紙吹雪、歓迎式典の一つもあってよさそうなものだが、至って静かな到着だったのだ。

「1月1日に34輛分の商品を載せた列車が中国の義烏市を出発、18日に中国の“一帯一路”構想では終点の一つであるロンドンに初めて到着しました。が、中国本土でも英国でも反応は微妙でした」(国際部記者)

 カザフスタン、ロシア、ポーランドを通って欧州に入った貨物は、途中、線路幅の違う国ごとに列車を乗り換え、最終的には英仏海峡トンネルからイギリスに。

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