領有権裁判で赤っ恥の中国、周辺諸国を丸め込む“カネの力”

中国週刊新潮 2016年7月28日号掲載

 7月12日にオランダ・ハーグの仲裁裁判所が下した判決は、〈(中国が南シナ海において)歴史的な権利を主張する法的根拠はない〉と、中国の主張を全面的に退けるものだった。これを受け中国メディアは〈あまりにバカバカしい〉などと書き立てたが、こうした“逆上”は「国内世論を意識してのこと」(東京福祉大学国際交流センター長の遠藤誉氏)であるという。

 一党支配体制を敷く共産党の求心力を高める手段でもあった南シナ海進出に待ったをかけられたことで、中国政府の面子は丸潰れだ。

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