反原発グループが攻撃の「千葉麗子」暴露本 本人が語る

社会 週刊新潮 2017年1月26日号掲載

  • ブックマーク

 元アイドルから反原発運動に身を投じ、一転して以前の活動家仲間を批判する千葉麗子さん(42)の近著『くたばれパヨク』が売れている。ところが、その出版を記念したサイン会が中止になった。聞けば、会場として予約していた書店に脅迫電話が相次いだという。

 ***

 千葉さんの人生は忙しい。「恐竜戦隊ジュウレンジャー」などのテレビドラマで活躍した彼女は20歳で芸能界を引退、ベンチャー企業を興すと結婚、出産も経験する。

 転機は2011年の福島原発事故だった。子供のためにと思い立ち、山本太郎氏らと反原発運動にのめり込む。途中、活動仲間との不倫も経験したが、運動が共産党に乗っ取られてゆく様子に反発を覚えると、3年前、デモの最中に「もうやってらんねぇよ!」とマイクを投げ捨てた。

 最近は右翼団体の活動に参加するなど、極端過ぎる転向ぶりだが、その千葉さんが、反省も込めて『さよならパヨク』(青林堂)を出したのは昨年4月のこと。パヨクとは千葉さんらが付けた「劣化した左翼」という意味の呼び名だ。かつての仲間だった反原発団体やSEALDsの内情を暴いて反響を呼ぶと、さらに続編『くたばれパヨク』(同)を出したのが昨年12月。内容は読んでいただくとして、「在日」批判や在特会(在日特権を許さない市民の会)元会長の桜井誠氏との対談など、昔の仲間から見ると“裏切り”とも受け取れる内容がテンコ盛りである。

 その反響もあってか、新著は重版となり、1月12日には東京・神田の東京堂書店のホールでサイン会も企画されていた。ところが、5日になって突如中止が告げられる。

 何があったのだろうか。

次ページ:脅しの電話も

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]