日銀・黒田総裁も青息吐息…浜田宏一がデフレに白旗

社会週刊新潮 2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号掲載

 端的に言って、ハシゴを外された格好である。2013年の就任以来、おびただしいマネーを市場に流してきた黒田東彦・日銀総裁。その「量的緩和」政策の理論的支柱が、続くデフレに白旗を上げ、持論を撤回したのだ。これに黒田氏、白目を剥いて、青息吐息、か。

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〈「アベノミクス」私は考え直した〉

 12月9日発売の「文藝春秋」誌に論考が載った。

 筆者は、米イェール大学名誉教授で内閣官房参与の浜田宏一氏。言わずと知れた「アベノミクス」、中でもその「一の矢」である「大胆な金融政策」を首相に進言したブレーンである。

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