昭和天皇の「がん」告知を巡る医師たちの攻防 隠し続けた侍医団

社会週刊新潮 2015年8月25日号別冊「黄金の昭和」探訪掲載

■「昭和天皇」玉体にメスが入った最後の474日(2)

 昭和64年(1989)1月7日の早朝に崩御された昭和天皇。前年より窺えたご体調の異変を受け、史上初めて玉体にメスが入ったのは、62年9月22日のことだった。

 東大医学部第一外科・森岡恭彦教授らによる「東大医療チーム」の手術に立ち会った高木顯・侍医長は、回想録『昭和天皇最後の百十一日』(全国朝日放送)で〈膵臓が盛り上がっており、明らかにガンだとわかりました〉とその様子を綴っている。

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