史上初めて玉体にメスが入った「昭和天皇」手術 秘匿された「進行すい臓がん」の病状

社会週刊新潮 2015年8月25日号別冊「黄金の昭和」探訪掲載

■「昭和天皇」玉体にメスが入った最後の474日(1)

 昭和天皇が崩御されたのは、昭和64年(1989)1月7日の早朝。宝算87は記録の残る中では最高齢、また在位期間、即ち「昭和」の元号も史上最長である。一方で医師たちには、ご病状の「告知」という壁が立ちはだかっていた。玉体にメスが入ってからの474日を辿る。

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 いわゆる「Xデー」への序章は、昭和63年9月19日から始まった。この日夜、突如として大量吐血された昭和天皇。前日には体温が38度を超え、大好きな大相撲観戦が取りやめに。

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