「JR北海道」赤字批判の裏で、高規格道路に巨額投資の「不条理」

社会 2016年12月15日掲載

■「赤字鉄道」と地域再生(1)

「赤字鉄道」は廃線にすべきか。それとも公的資金を投入してでも維持すべきか――。

 JR北海道が先月、営業距離の約半分に当たる10路線13区間を「単独では維持困難な路線」と発表して以来、世論を二分する大激論が起きている。

 ネット上での議論を見ている限り、どうやら「赤字なのだから、廃線もやむを得ない」と考える人が多数派のようだ。

 しかし、そんな状況に強く異議を唱えるのは、『和の国富論』などの著作で知られる地域再生の専門家の藻谷浩介氏と、『鉄道復権』などの著作で知られる交通経済学者の宇都宮浄人・関西大学教授である。

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