紅白を断った安室奈美恵、大晦日は母子水入らずで? 京都に高級マンション購入

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安室奈美恵

 aikoやきゃりーぱみゅぱみゅに加え、和田アキ子まで落選――。SMAPの去就ばかりが注目を集めた今年の紅白だが、その陰で何人もの「歌姫」たちが涙を呑んだ。他方、NHKからの熱烈なラブコールを一蹴したのは安室奈美恵(39)。そんな彼女が人知れず購入していたのは、紅白の会場「NHKホール」から360キロも離れた京都の高級マンションだった。

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 SMAPの出演交渉に失敗した際の「目玉」として、NHKが安室にオファーを続けてきたのは事実だ。

 スポーツ紙の芸能デスクが振り返るには、

「かつて9年連続で出場したことのある安室ですが、2004年以降は紅白から遠ざかっていた。今年は彼女がリオ五輪のテーマ曲を担当したこともあって、NHKの担当者もかなり食い下がったのですが……」

 朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌を歌った宇多田ヒカルの説得には成功したものの、安室はついに首を縦に振らなかった。

 彼女がこだわった条件は、“フルコーラスで歌わせてほしい”だったという。

「紅白では歌手1人当たりの持ち時間が2~3分に制限される。安室だけ特別扱いはできないため、NHKはオファーを断念せざるを得ませんでした。そもそも、ツアーやCDの売り上げだけで十分稼げる彼女にとって紅白は二の次。むしろ“家族と年を越したい”という思いの方が強い。SAMとの間に儲けた長男は高校卒業を来年に控えています。彼女は半年以上に及ぶ全国ツアーの真っ最中なので、大晦日くらいは母子水入らずで過ごそうと考えているのでしょう」(同)

 とはいえ、今夏には渋谷で「デート」する母子のツーショットが女性誌を飾ったばかり。シングルCDが46作連続でトップ10入りの人気歌手ともなると、人目につく都内では「水入らず」のひと時にも水を差されてしまう。そのせいもあってか、彼女はつい最近、

「静かな休暇を送るため、京都市内にマンションを買ったそうなのです」(同)

■ホテル代わり

 実際、安室の個人事務所である「stella88」は今年9月、京都市内の高級マンションを購入している。床面積は実に約150平方メートル。地元の不動産業者によれば、

「マンションがあるのは東山エリアで、周囲は古くからのお屋敷町。しかも、哲学の道や平安神宮、南禅寺も徒歩圏内という一等地ですから、それだけの広さとなれば購入価格は1億円を下らない。春になれば、岡崎疎水沿いの桜並木を楽しむこともできます」

 まさしく「ザ・京都」と言うべき観光スポットに囲まれつつ、喧騒からも距離を置く、わびさびの風情漂うロケーションだという。

 彼女の個人事務所がわざわざ京都に支社を構えるとは考えづらく、安室本人の希望でセカンドハウスを購入したと考えるのが自然だ。

「京都には彼女のようなVIPが泊まる、セキュリティのしっかりとした高級ホテルが数えるほどしかありません。そのため、東京や大阪の富裕層は投資目的ではなく、ホテル代わりに京都市内のマンションを買っている。なかでも、このエリアは祇園に近いことで人気が集まっています」(同)

 事務所名義で購入した物件を個人で利用するとなれば、税務上の処理も気になるところ。とはいえ、どうにか紅白にしがみつこうとするベテラン歌手との違いは明らか。来年、デビュー25周年を迎えるホンモノの「歌姫」が、古都で除夜の鐘の音に耳を傾ける大晦日を選んでも不思議はない。

ワイド特集「1度目は悲劇 2度目は喜劇」より

週刊新潮 2016年12月8日号掲載

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