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死亡50人を不審に思わない大口病院 院長の評判と終末期医療の現状
日々人の死に接するのは医師の定めである。ましてや終末期医療の現場ともなれば、「慣れ」もあるだろう。それでも、3カ月で50人もの患者が亡くなっているのを不審と思わなかったのだろうか。点滴殺人事件が起きた「大口病院」の院長は、異常を感知しなかったというのだが……。
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被害者の八巻信雄さん(88)が亡くなる前、大口病院ではエプロンが切り裂かれたり、カルテの紛失が起きたりしていたことはご存じのとおり。また、8月にも飲み物に漂白剤が混入されたという告発メールが横浜市の医療安全課に届けられていた。...
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モデル・秋元梢 仕事をセーブして九重親方の闘病を見守る
ウルフが死んだ――。訃報が駆け巡ったのは7月31日のことである。膵臓がん闘病の末、亡くなった九重親方(元横綱・千代の富士)。享年61。次女でモデルの秋元梢(29)ら、家族に見守られての最期だった。
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東京・墨田区にある九重部屋に親方の遺体が戻ってきたのは31日午後8時12分だった。白い布に包まれた遺体が部屋へ運び入れられた後、沈痛な面持ちで取材に応じた佐ノ山親方(元大関・千代大海)は、絞り出すようにこう語った。
「九重親方は本日(午後)5時11分に膵臓がんのため都内の病院でお亡くなりになりました。...
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