西之島初上陸の調査チーム、“泳いで上陸”“包み紙1枚残さず”の徹底ルール

社会週刊新潮 2016年11月10日神帰月増大号掲載

 人跡未踏の地に足を踏み入れるのは、どんな気分なのだろうか。小笠原諸島・父島の沖に出現した西之島新島に初めて調査チームが上陸した。驚かされたのは、島にたどり着くのに船から泳いで行ったことだ。本土から一切の生物を持ち込まないためだが、上陸メンバーが徹底した「ルール」とは。

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 東京大学地震研究所などの調査チームを乗せた研究船「新青丸」の前に、黒い富士山のような島影が姿を現したのは10月19日のことである。晩秋も近いというのに気温は30度を超え、空は晴れわたっていた。

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