九州が南北に割れる活断層のメカニズム 阿蘇山大噴火の可能性は?

社会週刊新潮 2016年4月28日号掲載

 何しろ16日の会見では「経験則から外れている」「(本震の)予測は困難」と、他ならぬ気象庁がすっかりお手上げの態だった。ことほどさように今回の激震は異例ずくめなわけだが、その“メカニズム”を繙(ひもと)いたところ、のっぴきならない事態が生じていることが明らかになったのである。

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 あらためて振り返ると、14日夜に発生したM6・5の“前震”は、震度7の益城町(ましきまち)から八代海に延びる「日奈久(ひなぐ)断層帯」で引き起こされ、続いて16日未明にM7・3を観測した“本震”は、阿蘇山西麓から宇土(うと)半島にまたがる「布田川(ふたがわ)断層帯」で発生したものである。

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