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来春延期の「豊洲」開業なら業者の被害十数億円…賠償は
「盛り土問題」の発覚によって豊洲市場開場の時期はますます不透明になったが、その推移を見つめる数々の民間業者が焦燥感を募らせているのは、豊洲新市場がすでに“動き”始めているからである。例えば、業者が豊洲に投資した額はすでに数百億円に上っている。その内訳は、通信設備に約30億円、ゴミ処理施設に約5億円、巨大な冷蔵施設に約120億円、マイナス60度まで冷やせる冷凍施設に約50億円、などで、
「この冷凍施設はすでに電源を入れて稼動している。電源を落とすと急激な温度変化で設備や建物に影響が出るため、今の状況を続けるしかありません」
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豊洲移転遅れでかかる維持費「1日700万円」のナゼ
豊洲への移転が遅れると、1日700万円の経費がかかる――。移転延期表明以来、さんざん報じられてきたこの数字について、
「精査もせずに大くくりで出したことで、どのような影響があるのか不満に思っている」
と、9月12日に苦言を呈した小池知事。一方、東京都の担当者は、
「小池知事のほうから、実際にはいくらかかるのかという指摘を受けておりますので、現在、調べているところです」
としながら、次のような言い訳を述べる。
「そもそも、1日700万円というこの数字は、都知事選の最中に内部検討用として、都が試算していた数字に過ぎません。...
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