豊洲の「ベンゼン」「ヒ素」は基準値以下でも危険なのか

社会週刊新潮 2016年9月29日号掲載

 モノは言い様である。地下の床に溜まっている水を共産党が調査した結果、

「猛毒のヒ素が環境基準の4割に及ぶ値で検出されました」

 と公表。その一方で、都も同様に調べたところ、ベンゼンは確かに検出された。が、環境基準値を超えることはなかった。共産党の場合、「猛毒」とか「4割」が独り歩きするが、何のことはない、ベンゼンもヒ素も基準値以下なのだ。では、そのレベルで危険なのか否か。

 京都大大学院(工学研究科都市環境工学専攻)の米田稔教授によると、

「検出されたヒ素は井戸水に含まれているような、自然界に存在するのと同じレベル。

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