巷は賞賛一色でも専門家たちの違和感 天皇陛下「お言葉」は「違憲か暴走」と断じる皇室記者の失望

社会週刊新潮 2016年9月15日号掲載

 8月8日に公表された天皇陛下の「お言葉」は“平成の人間宣言”などと称えられている。近代以降、前例のない生前退位へのお気持ちを示された約10分間の談話は、国民の心を強く揺さぶった。が、長らく皇室を見続けてきた専門家たちは、違和感が拭えないというのだ。

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 さる5日には、陛下のお気持ちに応えるべく政府が特別措置法を制定し、皇室典範の付則に明記する形で検討に入ったと報じられた。

 あらためて「お言葉」を振り返ってみると、

〈次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています〉

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