大砂嵐、日本人彼女がいるのにエジプトで入籍 親方にも伏せていた

社会週刊新潮 2016年8月25日秋風月増大号掲載

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〈愛と盲目は仲間である〉とは、作家・曽野綾子が『アラブの格言』で紹介した警句だ。しかし、敬虔なイスラム教徒として知られる大砂嵐(24)の耳に、この戒めの言葉は届かなかった。果たして、日本に恋人のいる人気力士が故郷・エジプトでスピード婚に走ったのは、一夫多妻主義のなせるワザ、なのか――。

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決まり手は“二股”(新郎と新婦) albawabhnews.comより

〈彼女が僕を気に入ったんですよ。僕みたいにハンサムで髪の毛の多い男はなかなかいないからね〉

 と、浴衣姿の大砂嵐がジョーク交じりにノロければ、隣に座る“新妻”は、

〈日本にいる頃から、帰国したらお互いの家族を引き合わせて、結婚しようと話していました〉

 と返す。さらに、

〈生まれる子が小さいはずはないよ。こんなに大きなパパとママの子だから〉

〈アナタと並んだら、私は小さく見えるわよ!〉

 このなんともオメデタイやり取りは、6月13日にエジプトのテレビ局で放映された、ニュース番組でのひとコマである。

 ちなみに、花嫁はカイロ大学の日本語学科に在籍する女性で、大砂嵐とは日本留学中に知り合ったとのこと。しかも、交際から3カ月でのスピード婚だという。

 大砂嵐といえば、日中の飲食が禁じられるラマダン(断食月)に耐えながら、一時は前頭筆頭にまで上り詰めた、角界初のムスリム力士として知られる。

「激しい立ち合いに象徴される、荒々しい攻めの姿勢が持ち味で足腰も強い。三役どころか、大関昇進を狙える大器です」

 と、相撲記者の評価も高いのだが、

「大砂嵐は6月上旬からエジプトに里帰りしていました。首都のカイロで行われる相撲大会“大砂嵐杯”に参加するのが表向きの目的でしたが、本当の帰国理由は、現地でエジプト人女性と結婚することにあった。しかも、それを師匠である大嶽親方にも内緒にしていたのです」

 実際、日本国内ではこの有望な若手力士の結婚はほとんど報じられていない。

 当の大嶽親方に質すと、

「向こうで式を挙げたと聞いて驚いたけど、まぁ、結婚した以上は仕方ない。大砂嵐も帰国するまで結婚するつもりじゃなかったようです。本人は“お父さんが心臓の手術をするので元気なうちに式を挙げたかった”と話してましたが……」

 と歯切れの悪い返答。

 一方、この“サプライズ婚”のウラには、もうひとつのやましい事情が隠されていた。

■“政略結婚”

 大嶽部屋のタニマチの1人が明かすには、

「実は、大砂嵐には日本人の彼女がいるんです。大砂嵐と同い年で、語学の専門学校を卒業したグラマーな美人。彼女が日本と中東の観光交流をサポートする事業を手伝っていたことがきっかけで出会い、2~3年前から交際していました。彼女は巡業先にも顔を出していたので、部屋の関係者の間では公然の仲でした」

 だが、この恋人も今回の“結婚”については知らされておらず、

「彼女が日本に戻った大砂嵐を問い詰めたところ、“政略結婚だから断れなかった”と説明したそうです。イスラム教では4人まで奥さんを迎えられるそうなので、日本人とは感覚が違うのでしょうが、彼女が可哀想ですよ」(同)

 その一方、冒頭の番組に登場した“新郎”からは、父親の心臓手術や、政略結婚に頭を悩ませている様子など、微塵も窺えない。

 タニマチ氏によれば、件の日本人彼女は、

「“仕方ないです。私から言うことは何もありません”と周囲に漏らしています」

 これでは日本人彼女との一夫多妻など望むべくもないのである。

「ワイド特集 掟破りの掟」より