「シン・ゴジラ」続編は作れない? 庵野総監督の“リアリティ”に疑問も…

映画週刊新潮 2016年9月1日号掲載

 7月29日の公開から24日間で300万人以上を動員、興収100億円の大台が見えてきた「シン・ゴジラ」。劇中で描かれる官邸や自衛隊のリアリティには、識者からの評価も高い。総監督を務めたのは、庵野秀明氏である。ネタバレ注意。

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 ところで、今、なぜゴジラなのだろうか。評論家の唐沢俊一氏の回答はこうだ。

「最初の『ゴジラ』は、第五福竜丸事件の年に封切られました。日本人が水爆への漠たる恐怖を抱いたとき、水爆実験で怪獣が目覚めるという映画で恐怖が具現化されたのです。

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