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『ゴジラ』は世相を反映する スタッフ、俳優と戦争の深い縁
「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督の脚本、総監督による『シン・ゴジラ』が話題になっていることもあり、「ゴジラ」への関心がまた高まっている。
1954年に公開された第1作の『ゴジラ』は、日本初の本格怪獣映画であり、また特撮映画の傑作として今でも内外で高い評価を得ている。
戦後10年も経たない時期に公開された『ゴジラ』は、ストーリーにも当時の時代状況が反映されているということはよく指摘されている。そもそも水爆実験で生まれた、という設定そのものが、当時の核への潜在的恐怖を表現していたものであった。...
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■宮崎駿ものけ反った『ゴジラ』
公開直後から絶賛の声があがっている『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督・東宝系)。興業的にも成功を収めていることから、早くも続編を期待する声も飛び出しているようだが、その可能性はあるのだろうか。あるとすれば、どんな内容になるのか。
もちろん現時点では続編はファンの夢に過ぎないだろうが、予想するにあたっては、オリジナルの『ゴジラ』(1954年公開 本多猪四郎監督/円谷英二特撮)の続編がどんなものだったのかを学習するのもいいかもしれない。...
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