福原愛、“台湾のお嫁さんに”の報道 帰化の可能性も?

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 獲得メダルは銅一つ。が、NHKに寄せられた「応援メッセージ」で一番多かったのは福原愛(27)宛てのそれだったという。そんな日本のアイドルに懸念が。「彼氏の国」との国籍問題である。

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色っぽさも増してきた?

 シングルスでは健闘の4位。が、続く団体戦では要所要所で敗れた福原への評価は難しいが、前女子日本代表監督の近藤欽司氏は、

「フィジカル、精神面、そして戦術的にも自己新記録の卓球だったと思います」

 と高評価を下す。

 そもそも、福原は台湾代表・江宏傑選手との交際でも注目された。「五輪後に結婚」と報じられ、開会式ではツーショットも披露。

「で、こちらでは既に、結婚大歓迎のムードですよ」

 と言うのは、台湾のさる大手紙記者である。

「愛ちゃんを“準台湾ソク(※女へんに息)婦”、つまり“まもなく台湾のお嫁さんになる”と報じるのが定着。“将来は監督”“いや、帰化してもらって台湾代表で五輪に”なんて話が出ているくらいです」

 日本人女性と台湾人男性が結婚しても、互いに国籍は維持できる。帰化とは素っ頓狂に聞こえるが、現状に鑑みれば、日本選手は、「エースの石川佳純は5歳下ですし、12歳下に伊藤美誠(みま)、平野美宇(みう)など、ホープが目白押し」(卓球に詳しいジャーナリストの青柳雄介氏)と充実の一方、台湾代表は見劣りする。卓球界では「代表狙い」の帰化は珍しくないし、福原は中国語が堪能で生活に支障なし。“悪くない”話に聞こえるのである。

 もっとも、

「いやそれは考えられないでしょ。何を言ってるのか」

 とは、先の近藤前監督だ。

「福原選手は、日本にお世話になって来たという思いが人一倍強い。台湾で、なんてありえないことです」

 日本卓球協会の幹部も、

「今後は指導者としても代表を引っ張ってほしい」

 と一笑に付す。日台双方の間に挟まった格好の福原。「愛」されるのもなかなかつらいというワケなのだ。

「ワイド特集 『メダル』の夢の後始末」より

週刊新潮 2016年9月1日号掲載

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