SMAP解散後のバラ売り戦術 草なぎは韓国出稼ぎ、稲垣は仕事増?

芸能週刊新潮 2016年9月1日号掲載

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 ナンバー1にならなくてもいい、もともと特別なOnly one――。解散を惜しむファンの後押しで、8月18日、「世界に一つだけの花」はオリコンデイリーチャートの“ナンバー1”に返り咲いた。だが、SMAPという称号を失ったメンバーが、芸能界で“オンリーワン”の存在でいられるかは未知数。5人5様のバラ売りの仕掛けとは――。

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解散でどうなるか

〈日本最高人気5人組、12月31日解体!〉

 こんな大見出しが躍ったのは、韓国紙「東亜日報」の電子版である。韓流アイドルのお膝元でもSMAP人気は別格なのだ。ソウル在住のジャーナリストは、

「なかでも断トツの知名度を誇るのが、チョナン・カン名義で韓国デビューを果たした草なぎ剛です。こちらのツイッターでは“チョナン・カン兄貴には来年から韓国で活躍してほしい!”“ジャニーズ何やってんだ! チョナン・カン頑張れ”と、草なぎを応援する声が絶えません」

 芸能デスクはこう言う。

「草なぎ主演の『スペシャリスト』(テレ朝系)は最終回まで2ケタ視聴率をキープし、続編の話も浮上しています。ただ、彼の活躍を支えていたのは元マネージャーの飯島さんのブッキング力です。後ろ盾を失ったいま、ドラマで結果を残せなければ、韓国へ出稼ぎを命じられる可能性もある」

 一方、解散で仕事が増えると囁かれるのが稲垣だ。

「他の4人と違い、稲垣は連ドラで脇役を演じることも多い。しかも、2010年の映画『十三人の刺客』で極悪非道な殿様役を怪演してからは、バイプレーヤーとしての評価が高まった。解散すればもっと多くのオファーが寄せられると思います。また、彼はとにかく多趣味。ボジョレーヌーボーをプロデュースするほどのワイン好きで、ゴルフもかなりの腕前です。読書家としても知られ、作家をゲストに迎えるトーク番組でMCもしています」(同)

■裏方に回る?

 とはいえ、ワインにゴルフ、さらに読書家とくれば、

「思い浮かぶのは、意外にも蔵書が1000冊を超える石田純一です。稲垣にすれば、タレントと文化人の中間という石田的なポジションは狙い目でしょう。幸い、当の石田は都知事選でのスッタモンダで“謹慎”状態ですからね」(同)

 それでは、メンバー最多の5本のレギュラー番組を抱える中居はどうか。

「そもそも、アイドルではなく有能な司会者という扱い。今のところ番組の打ち切りや降板という話も聞こえてきません。むしろ、懸念されるのはキムタクの今後ですよ。独立派の4人を裏切って解散を決定づけたというイメージはファンの間でも根強い。来年1月からTBSの連ドラに主演することが決まっていますが、ここで数字を伸ばせないとキムタク神話に陰りが見えてくる」(民放局員)

 最後に、解散で自暴自棄になっているという香取は、

「今後、“裏方”に回るという話があります。香取はSMAPのコンサートだけでなく、後輩である山下智久のコンサートでも演出を担当。しかも、バックダンサーのオーディションでは審査員を務め、地方公演にも同行するほどの熱心さだった。芸能活動に未練がないなら、演出に専念させるべきかもしれません」(同)

 解散ノムコウに、5人の明日はまだ見えない――。

「特集 SMAP解散が浮き彫りにした! 『ジャニーズ帝国』の憲法」より