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「日本の植民地支配」を懐かしむ人たち 南洋パラオの真実
先日、天皇皇后両陛下が訪れたことでも話題になったパラオ諸島を含む南洋の島々は、戦前、大日本帝国の統治下にあった。当然、戦争では米軍の攻撃を受けて甚大な被害を受けた。そして、戦後はアメリカの影響下で植民地にはなかったはずの「自由」を得たことになっている。
ところが、島で老人たちに話を聞くと、「日本時代が一番良かった」と語る人が多くいるのだという。
『日本を愛した植民地』の著者、荒井利子さんは数回にわたってパラオを訪れ、当時を知る多くの古老たちに、話を聞いた。...
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「自衛隊は要らない」という「9条信者」が忌み嫌う『カエルの楽園』
■自衛隊は違憲だ
5月3日の憲法記念日に合わせて、新聞やテレビなどでは憲法9条や改憲に関する話題が多く扱われた。NHKの「日曜討論」には各政党の党首、幹部が出席して議論を繰り広げていたが、中でも異彩を放っていたのは日本共産党だろう。
「自衛隊を違憲と考えるのか」という問いに対し、志位和夫委員長は従来からの自説、すなわち、同党が以前より唱えている「段階的解消」論を述べた。
これは、ごく簡単にいえば、自衛隊を「当面は維持」するが、そもそも自衛隊は「憲法9条違反」の存在なのだから、軍縮を進めて、段階的に解消する、という方針のことである。...
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