「障害者ヘイトの狂信者」を育てた家庭環境 相模原殺傷事件

社会週刊新潮 2016年8月4日号掲載

 相模原市で起きた障害者福祉施設の殺傷事件は、19人死亡という前代未聞の凶行となった。わずか1時間ほどで、次々に人を“処理”していった犯人を衝き動かしたものは何だったのか。そこにあるのは、障害者を人間として認めない「ヘイトクライム」の深い闇である。

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 ここに一通のぞっとする手紙がある。

 今年2月、大島理森衆議院議長の住む議長公邸に姿を現した若い男が、警備の警察官に手渡した3枚の手紙だ。

 1枚目には、

〈この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。

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