陛下のご意向を受け、紀子妃の“ご不安”は薄まる?〈生前退位の大疑問〉

社会週刊新潮 2016年7月28日号掲載

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「陛下の『生前退位』のご意向は、もちろん妃殿下にも伝えられていました」

 と、さる宮内庁関係者。

「陛下はとにかく、悠仁さまの行く末を案じておられる。そして、帝王教育について大いに気になさっている。このための環境作りが大切だと周囲が忖度することで、秋篠宮家への人員と予算配分が手厚くなっていく可能性があります」

 となれば、紀子妃のかねてよりのご不安や不満も薄まっていくことになるのだ。

 宮家ながら、ご家庭内に皇位継承者をおふたりも抱える5人家族の秋篠宮家。東宮家とは、皇族費や職員数での格差がある。

「これまで妃殿下は、“宮家に割り当てられた予算が実情に見合っていない”とか、“優れた人をつけてもらいたいのに、どうしてできないのでしょうか”といったようなことを訴えられてきました。つまり、人員が少ないこともさることながら、その配置についても要望されるような場面が幾度となくあったのです」(同)

 2006年、お世継ぎとなる悠仁さまが誕生されてからというもの、

「妃殿下には、悲壮なまでのご覚悟がおありになりました。“何があろうとも立派に育て上げなければ”と。そのための道が更に開けそうだという意味で、恍惚の境地とは行かないまでも、安堵されているのではないでしょうか」(同)

『新明解国語辞典』を引くと、【恍惚】の隣に【硬骨】が控える。粘り強いご不満の訴えが実を結んだ恰好なのだ。

「特集 『天皇陛下』生前退位に12の大疑問」より