「出光」騒動、合併反対の創業家に味方する“大物財界人”

企業・業界週刊新潮 2016年7月28日号掲載

 石油元売り業界の再編に暗雲が立ち込め始めている。出光興産の創業家が、昨年11月に発表した昭和シェル石油との合併に“NO”を突き付けたからだ。新聞などは元衆院議員で、創業家代理人を務める浜田卓二郎弁護士の言動を報じているが、業界関係者は“安倍総理の経済ブレーン”の動向に注目しているという。

 出光の月岡隆社長と、創業家出身の出光昭介名誉会長が、話し合いの場を持ったのは7月11日のことだった。月岡社長は資料を示して、昭和シェルとの合併の必要性を説いたが、昭介名誉会長はかねてから主張していた社風の違いなどを挙げて反対したため、話し合いは平行線をたどった。

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