“ブルータス、お前もか”も飛び出した 英国保守党の権力闘争 混乱続くEU離脱の疑問(3)

国際週刊新潮 2016年7月14日号掲載

 大本命失脚。党首選に5人が乱立――。名門「保守党」が揺れている。

「そもそも、次期党首の最有力候補は、離脱派を勝利に導いた、ジョンソン前ロンドン市長のはずでした」

 と言うのは、在英ジャーナリスト。

 しかし、そのご当人は6月30日、出馬断念に追い込まれたのは周知の通り。

「キャメロン党首を裏切って離脱派に回ったことから、党内で強い反発を招いていた。何より大きかったのは、離脱派の中核として国民投票を共に戦った盟友・ゴーブ司法相が彼を支えず、自らの党首選立候補を表明したことです。

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