独・メルケル首相の報復宣言? EUの“交渉拒否” 英国EU離脱20の疑問(13)

国際週刊新潮 2016年7月7日号掲載

 イギリスが離脱を決めた2日後(6月26日)、EUは「交渉」を行わないと発表した。EUに対する離脱通知は、文書か公式声明で充分というものだ。

「これは、ドイツ・メルケル首相のイギリスに対する報復宣言ですよ」

 と言うのは、EUを取材してきた特派員である。

「ドイツはEUのためにマルクを捨て、巨額の拠出金を払い、移民を多く受け入れてきたのですが――」

 一方イギリスはというと、

「EUの理事会が開かれると一番最後までゴネるのがイギリスです。シェンゲン協定(入管業務の撤廃)には入らないし、ポンドは維持している。

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