ペットの毛、気にしすぎはダメ! あえて汚れの目立つ「白」でストレスフリー

ライフ2016年6月23日掲載

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「ああ! またソファが毛だらけ!」

 コーギーのロン(♂)を自宅マンションで飼っている都内在住のOさんの悩みは、ロンの抜け毛だ。

 思いきって買ったした赤いソファはいつも抜け毛まみれ。生え替わりの季節だけではなく、年柄年中まき散らされるのだ。お気に入りのカシミヤのセーターも毛が目立ちすぎるので着られなくなった。ロンが部屋を歩くだけでも落ちていく抜け毛に対応しきれず、掃除機はクラッシュ。コロコロ片手に常に掃除しても追いつかない。Oさんはきれいに保つことに疲れてきてしまった。次第に「どうせ毛が落ちるんだから」と他のすべても荒れていく自宅……。

 結婚3年目のOさんは昨年、念願のペットOKマンションを夫とペアローンで購入。犬を飼い、心身ともに癒されて、満ち足りた生活を送る!と意気込んでいたOさんの理想の生活は遠のいていく一方だ。

 まだ夫婦二人だから何とかなっているが、こんな状態で子どもなんて望めるのだろうか。より一層ぐちゃぐちゃになるのでは……。ロンはかわいいがOさんの不安は募る一方だ。

 柴犬のマルを飼いながらすっきりした暮らしを発信し続けている大人気ブロガー、ジョンソン祥子さんに、犬と暮らすコツを聞いた。著書『すっきり、楽しく、自由に暮らす』では、小さな子どもと犬と生活しながらも、すっきりと暮らす様子が描かれている。

 本書の中でもブログでも、ベッドやソファでくつろぐマルの写真があふれている。

ベッドでくつろぐ一茶くんとマル

 一体抜け毛はどうしているのか……?

「ついています」とジョンソンさんはきっぱり。

 写真には写らずとも、ベッドにマルの毛がべったりついていることもあるという。もちろん、ベッドだけでなく、部屋中だ。それでも掃除機をかけるのは週1回程度、お子さんのおもちゃを一日の終わりに片付けるくらいで、少々の汚れや散らかりは気にしないそう。

「ちょっとやそっと掃除をしなくても、人は体調なんて壊さないけれど、『絶対に掃除をしなければ!』と思い詰めたら、心の平穏なんてすぐに崩れてしまう」というモットーをかかげながらゆるく家事をするというのがジョンソンさん流。

 とはいえ、こんなにすっきりしているのには、何か秘訣があるはず!と食い下がってみた。

「ベッドなどのリネンはあえて汚れの目立つ白にして、あまりに汚れが目立ってきたら熱いお湯でジャブジャブ洗います」とのこと。つい汚れの目立たないグレーなどを選んでしまいがちだが、実は白の方が、いざとなったら漂白もできるし、きれいに保てるそうだ。

ベッドリネンは白で統一

「洋服は、洗濯機で気軽に洗える、ということを基準に選んでいます。そうしないと汚した張本人=犬の存在がうとましくなってしまいそうだから」

 確かに、高価な服やバッグほど、汚れたときの悲しさは格別だ。それならば最初から選ばない!というのはひとつの方法だろう。高価な服を着たければ、外出のときに着ればよいのだ。

 基本は気にしないのが一番。でも、こればかりは各々の性格にもよる。愛犬と自分がストレスフリーで心地よく暮らすために、身のまわりのものを選ぶ視点を変えてみては。

デイリー新潮編集部