トランプ大統領でTPPも白紙か? 日本車関税38%は本気なのか?

社会週刊新潮 2016年5月19日菖蒲月増大号掲載

 その良し悪しはさておいて、甘利明前経済再生大臣が白髪を増やしてしまうほどに精力を費やしたTPP(環太平洋パートナーシップ)協定が、ちゃぶ台返し寸前である。「ロビイストが主導した破滅的な合意」と猛反対しているトランプ氏、返す刀で日本向け牛肉の関税を下げないなら、日本車に38%もの関税をかけると言い出した。

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 12カ国が進めてきたTPPは、アメリカでも最終段階に来ている。スケジュールでいえば、アメリカ大統領選挙が終了した後、米議会で批准されれば正式発効となる。

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