世界一貧しい大統領 国民からの評判は「彼は派手なパフォーマンスが好きなだけ」

社会週刊新潮 2016年4月28日号掲載

『清貧の思想』に『一杯のかけそば』然り。わが国では時折、カネに固執せず心豊かに暮らすべし、といった教えを説く書物が話題となる。このところ、メディアがこぞって持ち上げるウルグアイのムヒカ前大統領(80)のスピーチ本は、その手の最新ベストセラーと言えよう。だが、日本で聖人君子の如く祭り上げられるのとは裏腹に、彼の本国での評価は散々なのだ。

 2010年から15年まで大統領を務めたムヒカ氏は、ノーネクタイのラフな格好で公務をこなし、自ら87年式ワーゲン・ビートルを運転する庶民派として知られる。

...

記事全文を読む