震災の熊本繁華街で「白木屋」と「笑笑」だけが営業していた理由

社会週刊新潮 2016年4月28日号掲載

 未曾有の「断層連鎖」で、日本全体が暗い雰囲気に包まれた感が否めない。結果、自粛ムードが蔓延。当然のように熊本市内の繁華街にも重苦しい空気が垂れこめ、「シャッター街」と化したが、そんななかでも灯りを点(とも)し続けた居酒屋があった。

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 ホテル、居酒屋、キャバクラ……。熊本駅近くにある「熊本銀座通り」は、熊本市の繁華街の中核を担うまさに目抜き通りであり、飲食店だけでも約200の店が軒を連ねる。しかし、前震後の15日夜の段階では、

「さすがに9割方の飲食店が店を閉めていました。

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