ほとぼり冷めた? 高木パンツ大臣がやっと開いた「地元パーティー」

政治週刊新潮 2016年4月21日号掲載

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 下着泥棒の過去を暴かれたうえに、人前で脱ぐのも得意な “パンツ大臣”こと高木毅・復興担当大臣(60)。最近は「(騒動が)やっと落ち着いたよ」と胸をなで下しているというが、今頃になって大規模なパーティーを開くのはなぜ?

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パンツ問題で大騒ぎに

 高木氏がパーティーを予定しているのは、5月21日(土)のこと。場所は、地元の福井県敦賀市だ。

 地元の企業関係者が言う。

「後援会が動き出したのは4月に入ってからのことです。会場は市内にある『きらめきみなと館』という多目的施設で、そのイベントホールでパーティーを開くそうです」

 そこで、当の「きらめきみなと館」に聞いてみると、

「たしかにその日、高木先生の後援会の方が仮予約を入れています。会場は立食なら、2000人は入る広さですね」

 というから、ずいぶんと大規模な集まりになりそうだ。

 実は高木氏、大臣に就任してから地元でお披露目パーティーを開いていなかった。パンツ問題で大騒ぎになっていたのだから仕方がないとも言えるが、それどころか、事件を蒸し返されるのが嫌なのか、地元の政界関係者ともしばらく疎遠になっていたという。

「今回のパーティーも県知事などを呼ぶ就任披露ではなく、国政報告会という形をとって開催すると聞いています」(前出の企業関係者)

 そこで2000人も集めるのは、「噂」の衆参同日選挙が理由なのだという。

■次はない

 地元紙の政治部記者が言う。

「正直、高木さんは“下着泥棒”の過去を暴かれてしまい、次の入閣はもうありません。衆参同日選挙になるとすれば、最短で夏には閣僚から外れてしまうわけです。だから、現役閣僚のうちにパーティーを開いてしまおうというわけでしょう」

 また、前出の企業関係者によると、

「それでなくとも高木さんは次の選挙で厳しい戦いになる。地元ではスキャンダルのしこりが残っていますから。自民党員は応援しづらいし、動きにくい。そのため、高市早苗総務大臣の夫である山本拓氏を選挙区に持ってきて、高木さんは比例に回ってもらうという案も出ている。高木さんも生き残りに必死というわけです」

 ちなみに現職閣僚による大規模な政治資金パーティーは『国務大臣規範』によって自粛が求められている。

 このパーティー、地元ではすでに有力企業に参加の打診が始まっているが、当の高木氏の事務所に聞くと、

「仮に何らかの会合を地元で開催することになっても、国政報告会であって、政治資金パーティーを開催することは考えておりません」

 政治評論家の浅川博忠氏が言うのだ。

「この時期、地元で大きなパーティーを開くのは、もう一度自分をアピールする目的もあるはずです。原発関係や企業関係者を多く集めることで集票力を見せつける。その上で当選すれば、もう“みそぎ”は済んだと言えますから」

 となればパンツ大臣、パーティーでの第一声はこれしかないだろう。「安心してください、穿いてますから!」

「ワイド特集 カエルの楽園」より