“ひねり王子”白井健三の好調の秘密は恋人の存在

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「チョー大番狂わせですよ」

 と内村航平が叫んだとか。

 リオ五輪代表2次選考会を兼ねた全日本個人総合選手権で、“ひねり王子”こと白井健三(19)が、既にリオ切符を手にしている内村に次ぐ総合2位に入った。

「ゆかでは世界体操で2度の金メダルを獲得したスペシャリストですが、他に世界レベルに達している種目は跳馬のみ。本来ナンバー2の加藤凌平が左足首故障で本調子でなく、ナンバー3の田中佑典がミスを連発した結果の“タナボタ”とはいえ、これといったミスもなくそこそこの得点にまとめたのは好調ということ」

 と大手紙五輪担当記者。

 実は、白井の好調にはワケがある。

「日体大同級生の村上茉愛(まい)(19)とラブラブなんですよ」

 と囁くのは、日本体操協会関係者である。

「さすがにイチャイチャはしていませんが、二人きりでいる場面をよく見ますよ。体操界、とりわけ日体大は男女関係に寛容ですからね。内村も日体大体操部の後輩と結婚していますし」

 古くは、池田敬子、塚原光男、監物永三らメダリストも日体大出身同士のおしどり夫婦だったりする。

「アイドルでも既婚者でもありませんから、自由に交際すればいいんです。ラブパワーの効能でしょうか、村上も今大会初優勝を果たしました。ただ、あまり白井の調子が良過ぎると、五輪本番では困ったことになりそうでして……」(同)

 どういうことか。

「代表は全5枠。団体戦で全種目に出場する“総合枠”は内村ともう1人だけで、5月のNHK杯で最終決定します。しかし、もし白井がNHK杯でも2位に入り、総合枠で出場するとなると、本番の団体戦では苦手のあん馬や吊り輪でロスしてしまい、3大会ぶりの金メダルは覚束なくなります。本人はやる気満々ですが、我々としては、総合枠でなくスペシャリスト枠で活躍してほしいんです」(同)

 ラブパワー恐るべし。

週刊新潮 2016年4月14日号掲載

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