地上波でも見たい! マイケル「検死報告書」

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 舞台は2009年6月24日深夜、米・ビバリーヒルズのマイケル・ジャクソン邸。ベッドに横たわる彼の膝に、専属医のマーレイが点滴のチューブを差し込み、麻酔薬のプロポフォールを投与する。彼が不可解な死を遂げる十数時間前のことだった――。

 3月13日からCS・チャンネル銀河で始まった『Autopsy 検死報告書』(日曜21時)は、有名スターの検死・解剖による報告書をもとに、彼らの死の真相に迫るドキュメンタリー番組だ。

 初回はマイケルで、報告書や遺体の写真、関係者の証言とともに、冒頭の再現VTRが進行する。彼は麻酔薬を睡眠導入剤として常用し、これが血中酸素濃度を低下させ、心不全を引き起こしたというのだ。

 しかし、検死報告書なんてどこで入手したのか。

「日本では考えられませんが、アメリカでは一般公開されているんです」

 とは、チャンネル銀河の広報担当者。

「この番組は3年前から、そこに目をつけたイギリスの制作会社がつくり、現地で放送していたもの。その中から、うちの視聴層である50代男女に馴染み深い13回分を買い取りました」

 20日の第2回はホイットニー・ヒューストンで、カレン・カーペンターやエルヴィス・プレスリー、マリリン・モンローがつづく。

「予想以上に反響があり、初回の視聴率は通常のドキュメンタリーの3倍。3月の加入者も前月比の2・5倍まで伸びています」

 地上波でも見たい!

週刊新潮 2016年3月31日号掲載

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