「最高幹部」連続死でもなぜ崩れない「イスラム国」

国際週刊新潮 2016年3月24日号掲載

 過激派組織「イスラム国」の軍司令官死亡か――500万ドル(約5億6000万円)の賞金首で、シリアで部隊を展開していたジョージア出身の“戦争大臣”アブウマル・シシャニが、米軍の空爆で死亡したとの情報が8日、流れた。

「バグダディは“バグダッド人”を指しますが、シシャニは“チェチェン人”のこと。本名ではなくゲリラ名です。最強部隊であるチェチェン人部隊の指揮官で、非アラブ人で唯一、最高指導部入りした人物です」

 とはイスラム過激派を長年取材してきた軍事ジャーナリスト、黒井文太郎氏。

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