東京佐川「渡辺広康」が最後まで隠した消失30億円の伝説

社会週刊新潮 2016年3月10日号掲載

 東京佐川急便の渡辺広康元社長(享年69)の人生は、バブル景気と軌を一にして暗転したと言える。絶頂期は「政界のタニマチ」として知られ、銀座や赤坂で豪遊。しかし、1992年2月、東京地検特捜部に特別背任容疑で逮捕される。その影響で晩年はカネに窮していたが、実は逮捕前、30億円ものカネを隠していたとの証言があるのだ。

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 日本中がバブルに酔いしれていた86~89年頃、渡辺元社長は連日、銀座や赤坂で遊んでいたという。

「取り巻きを必ず3~4人連れて、高級クラブをはしごしていた。

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