私の人生は塞翁が馬だった 元大蔵省主計局次長「中島義雄」

企業・業界週刊新潮 2016年3月3日号掲載

「昔陸軍、今大蔵省」と呼ばれた時代がある。財政から金融まで絶大な権力を振るうエリート官僚たちが、夜な夜な「ノーパンしゃぶしゃぶ」などの接待に興じていた事が明るみに出たのは90年代後半のこと。その渦中にいたのが、元主計局次長の中島義雄氏(73)だった。

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「私の人生はまさに“塞翁が馬”ですね」

 中国の故事にたとえて振り返る中島氏は、昨年暮れ、セーラー万年筆の社長を解職になったことを、人生2度目の“災厄”だと言いたいらしい。1度目はもちろん、金銭疑惑を問題にされて大蔵省を辞めたときだ。

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