預金金利アップの“逆張り”に出た「信金」の目算

企業・業界週刊新潮 2016年3月3日号掲載

 メガバンクが定期預金金利を引き下げ、生命保険会社が貯蓄性の高い商品の販売を中止し、さらに証券会社が短期投信の取り扱い停止に追い込まれた。金融業界が渾沌(カオス)と化したのは、日銀の黒田東彦総裁(71)が導入した“マイナス金利政策”の影響に他ならない。そんな“逆風”の真っ只中、預金金利を引き上げる金融機関が現れたのだ。

 預金金利アップを公にしたのは東京都の西武信用金庫、福岡県の遠賀(おんが)信用金庫、熊本県の熊本第一信用金庫。いずれも、店頭表示金利に0・01〜0・125%を上乗せするという。

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