バズーカの弾丸を込め替えた「黒田日銀総裁」残りの弾倉

企業・業界週刊新潮 2016年2月11日号掲載

 日本銀行はわが国の金融史上初めて、「マイナス金利政策」の導入を決定。量的拡大から質的拡大へと金融緩和手法を大転換する。いわば黒田バズーカの弾丸を込め替えたわけだが、残りの弾倉で、果たしてデフレ脱却を達成できるのか。

 ***

 賛成5、反対4――1月29日に開かれた日銀の金融政策決定会合の採決は賛否が拮抗。金融機関が日銀に任意で預けるお金にマイナスの利子をつける政策については、当の黒田東彦総裁自身が、

「検討もしていないし、考えが変わることもない」

...

記事全文を読む