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「がんは放置しないで」 川島なお美さんが最後に伝えたかったメッセージ
女優の川島なお美さんの死後、がんの治療方針に関して様々な議論が起こっているが、そもそも川島さん自身はどう考えていたのだろうか。川島さんが生前書いていた手記を、夫の鎧塚俊彦さんが書き継いだ著書『カーテンコール』のなかで二人ががんについてどう考え、どのような治療方針を採っていたのかが明かされている。鎧塚さんによれば、その手記はもともと川島さんが、がんを患った人たちへの「応援歌」のようなつもりで書いていた原稿だったという。彼女のその強い気持ちが伝わってくるのが、川島さん自身による序章だろう。...
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宇多田ヒカル、椎名林檎、aiko、浜崎あゆみ 4人がデビューした1998年の奇跡
これまでのところ、日本で最もCDが売れていた年は1998年。この年、日本におけるCD総生産枚数は4億5717万3000枚、総売り上げは5878億7800万円である。
同年のアメリカのCDの売り上げ枚数は8億4610万枚と上回るものの、人口を考えると、1998年の日本人は「人類史上最もCDを買っていた国民」と言ってもよい。おそらく、この数字が更新されることはないだろう。
さて、それとは別の意味でも「1998年」は特別な年である――そう述べているのは、このたび『1998年の宇多田ヒカル』を上梓した音楽ライターの宇野維正氏だ。...
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