株価2万円の功労者でも「黒田日銀総裁」が目をそむけたいこの数字

社会週刊新潮 2015年4月23日号掲載

 あたかも、「山のあなたの空遠く」(詩人のカール・ブッセ)まで届くかのような飛躍である。僅か2年余で、日経平均株価はほぼ倍に、去る10日には一時、2万円台を回復した。このトレンドを異次元金融緩和で演出した当の日銀・黒田東彦総裁(70)は、功労者であるにもかかわらず破顔一笑とはいかず。何しろ、目をそむけたい数字が横たわっていて……。

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 2月12日のことである。経済財政諮問会議の席上、黒田総裁による“オフレコ発言”が、今もなお燠(おき)のようにくすぶっている。

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