すっかり“面倒くさいタレント”扱いとなった「SMAP」 露出減は必至

芸能週刊新潮 2016年2月4日号掲載

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 木村拓哉と独立4人組の対立の一端は、以前から、はしなくも画面に現れていた。たとえば1月18日、『スマスマ』生謝罪のあとに流れた場面である。もちろんこれは事前収録分であって、4人が、木村を徹底的にシカトしていた時期に重なる。

 メンバーが二手に分かれて料理の腕を競う「ビストロSMAP」。香取とペアの木村は、極端に距離を取ったまま、ひとり腕を組んでいる。香取の仮装コントにも微動だにせず。料理対決に一度勝利した際、香取と“お約束”のハイタッチをしなかったのも異例である。

 そればかりではない。

 1月16日放送のレギュラー・ラジオ番組に出演した中居。これも生ではなく前もって収録されたものだが、リスナーから今年の公約を訊かれ、

「今年は踏ん張る。今年は踏ん張る年にします。踏ん張る。ワサワサせずに、じっとこらえ、踏ん張る年にします」

 踏ん張るを4度繰り返し、暗示にでもかけなければ耐え切れぬ苦境が横たわっていたのである。

 もとより顔で売るアイドルというものは、ベッドから這い出し、何よりもまず鏡のなかの自分を確認する。

 しかしながら、一旦苦渋に満ちた顔を元へ戻し、鏡相手にウインクを決める日が来るのだろうか。そんな焦慮を4人衆は抱いているに違いない。

すっかり“面倒くさいタレント”扱いとなった「SMAP」

■“面倒くさいタレント”になっちゃった

 今となってはよく知られるところだが、ジャニーズ内には、嵐やTOKIO、そしてV6などをマネジメントする「ジュリー系」とSMAPらを差配する「飯島系」という2つのラインが存在していた。

「テレビ局では、ジュリーさんを担当するのが『J1』、飯島さんを受け持つ方は『J2』と呼ばれていて、完全に分かれていました。逆に言うと、SMAPへのオファーは飯島さんだけを通せばよかったのです」

 とは、芸能リポーター。

「彼女が去ったこれからは、SMAP起用の話が出たとしても、いちいち事務所、つまりジュリーさんの顔色を窺わなくてはならない。“面倒くさいタレント”になっちゃったことで、出番が減るのは必至でしょう」

 その一方で、事務所側としても、

「SMAPを特別扱いする義理はありません。木村以外の4人は、ジャニーズ内で地盤沈下していくことは不可避です」(同)

■10月以降

 もっとも、出演の打診がないからといって、事務所がそのまま放置すれば、世間から「SMAPがかわいそう」「弱い者いじめ」などと、バッシングを受けかねない。

「したがって、露出量を徐々に調整しながら、それでも4人の仕事は確実に減っていく。事務所との契約が切れる10月以降にターゲットとなるのは、香取の『SmaSTATION!!』、中居の『金スマ』といった冠番組。“彼らより若いグループにチャンスを与えてやってほしい”とジュリーさんに言われたら、局がそれに反駁する理由などありません」(同)

 これは何もバラエティ番組に限定されない。ただでさえ、「公開処刑」と評される生謝罪を強いられた男たちなのだ。歯の浮くような台詞、ロマンチックな振る舞い、上司に叱られて謝罪する……そういったシーンはタブーであり、おのずと脚本に制約が生まれる。となれば、これまで通り、4人がドラマや映画で躍動することもなくなっていくのだ。

「特集 マッチとヒガシが笛吹けども踊らず! まるでお通夜だったSMAP『戦犯4人』の謝罪セレモニー」より