プーチン頼みの「国家基金」払底が近いロシア財政

国際週刊新潮 2016年1月28日号掲載

 トルストイは『戦争と平和』で「忍耐と時、この二人の戦士ほど強いものはない」と言ったが、彼の国の庶民も「忍耐一時間は命百年分」と言い慣わすという。

 現在、経済制裁下で窮乏生活を送るロシア国民。我慢強い彼らだが、今後さらなる隠忍を強いられそうだ。

「ロシアには、石油や天然ガスの税収が潤沢な際、積み立てておく国家基金が2つあります。財政赤字の補填はここから行ってきましたが、両基金とも2019年初には底をつく、と中央銀行が発表したのです。すでに火の車の財政が、破綻する可能性さえある」(ロシア駐在記者)

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