参院選に、あの「セクハラやじ」塩村都議も参戦!?

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 参院選出馬か、と注目集まる乙武洋匡氏(39)だが、未だ旗幟は鮮明にしていない。その乙武氏が14年6月、ツイッターで呟いて一気に広まったのが「都議会セクハラやじ問題」であった。

 当時「みんなの党」会派議員だった塩村文夏(あやか)都議(37)が、本会議で質問中に結婚や出産に関する野次を浴び、発言者が謝罪する騒動に発展したのは記憶に新しい。この時、都教育委員でもあった乙武氏が議会の対応を批判、ネット上で拡散していったのだが、騒動の只中にあったその塩村都議もまた、半年後に控える「一大イベント」に向け、エントリー準備を進めているというのだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「塩村さんは12月28日、複数のマスコミ関係者を交えて会食しています。席上、参院選の話題を向けられ、大いに乗り気を見せました」

 出席者は、軒並み“手ごたえ”を掴んだというのだ。都議会事情通が続ける。

「昨年は維新が塩村さんに接触していましたが、安全保障や原発などの政策が相容れず立ち消えとなった。現在では、民主党が一番近しいポジションにいます。といっても、東京選挙区は出る余地がなく、野党統一候補として地方に回るなど、調整は必要でしょう」

 本人に尋ねると、

「どうしてそんな(出馬)情報が出回るのですか。まるで幽霊のようなお話です」

 と、煙に巻くのだが……。

「特集 2016年 永田町最大のイベント 悪だくみが始まった『参院選』の策謀」より

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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