怨めしや~「熊切あさ美」がたった5夜の「禁じられた恋」

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 いま泣いた烏がもう笑う、なんて言葉もあるけれど。

「年末は元カレの片岡愛之助との破局ネタで引っ張り、『泣かない』といいつつも涙を流していた熊切あさ美(35)ですが、年が明けるや、インスタグラムで下着姿のセクシーポーズを公開するなど、活動が一変しています」(スポーツ紙記者)

ひと皮むけるか?

 それもそのはず、1月23日より熊切の初主演映画が公開されるのだ。“傷心を振り払い心機一転本格女優を目指すために挑んだ渾身の一作”という、そのタイトルは『再会 禁じられた大人の恋』。平凡ながら幸せな生活を送っている主婦・由美子(熊切)の隣家にひと組の夫婦が越してくる。その旦那・浩司はかつて結婚まで約束した元カレ。過去の恋と割り切ろうとする由美子だが、浩司から変わらぬ思いを告げられて……怨みのこもったホラーではなくラブストーリー。監督は小向美奈子が脱いだ『花と蛇3』の成田裕介氏。大胆な濡れ場がウリとか。

「逞しい! 愛之助ネタで持たせるのも今年上半期がギリギリでしょうし、濡れ場を演じるにも30代半ばの今がいいでしょうから」

 とはアイドル評論家の堀越日出夫氏だ。

 もっとも上映されるのは渋谷ユーロスペースのみで、5日間だけのレイトショー。

「低予算なんでしょうね。大胆な濡れ場とはいえ、バストトップまでは出していないということなので、この作品は観測気球的なものかもしれません。映画が話題となれば、次回作で値をつり上げて脱ぐ。もしくは色気を見せつけ新たな男に走る。もともと男の懐に飛び込む嗅覚に優れた人ですからね。崖っぷちアイドルが愛之助とつきあって名を上げたくらいですから」(同)

 クランクインは昨年秋というから、愛之助が藤原紀香との交際を発表したすぐ後ということになる。

「撮影をこなしつつ、あれだけ泣いたりしてきたのですから大したもの。観客の目からは、濡れ場の相手は愛之助としか思えない。ひょっとしたら大女優の資質があるかも」(芸能記者)

 愛之助には四谷怪談より怖い作品に違いない。

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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