「113番目の元素」で息を吹き返す理研に「オボカタ」の初夢

IT・科学週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

 オボカタ問題で味噌がついた理化学研究所には、文字通り盆と正月が一緒に来たような朗報だった。なにしろ大晦日に、理研の研究チームが合成した新元素が、原子番号113番の元素と認定されたのだ。はて、例の女史の心中や、いかに。

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 それが大晦日だったにもかかわらず、研究チームを率いた九州大教授の森田浩介氏(58)らは、即座に会見を開いた。くだんの元素について、理研の発見と認めて命名権を与えるという通知を、国際学会から受けてのことだが、森田氏の満面の笑みが、どれほどの吉報であるかを物語っていた。

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