また“津軽海峡”で紅白出場の石川さゆりが不満「新曲出しているんですよ」

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 2年前の北島三郎、今回の森進一と、NHK『紅白歌合戦』から演歌歌手の“卒業”が続く。一方、それでも君臨し続ける歌手もいて、例えば石川さゆり(57)の通算出場回数は38回。紅組歌手では、和田アキ子に続く歴代2位の記録なのだとか。そんな石川、舞台裏でこんな不満を口にしていた――。

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 最近、石川が紅白で披露する曲目には一定の法則がある。今回は「津軽海峡・冬景色」で前回は「天城越え」、前々回は「津軽海峡・冬景色」で、その前は「天城越え」……。2007年以降、この2曲の無限ループに陥っているのだ。

通算出場回数歴代2位の石川さゆり(57)

「石川には、内心忸怩(じくじ)たるものがあるはずです」

 とは、NHK関係者。

「紅白の本番前、司会者と全出演歌手との面談が行われるのですが、その場で石川さんは“もう何回目でしょうね”とか“今年も新曲出しているんですよ”と言っていた。また、昨年10月にリリースしたアニメ『ルパン三世』の主題歌『ちゃんと言わなきゃ愛さない』を引き合いに、“今年はルパンもやりましたし”とアピールしていた」

 これについて、上智大学の碓井広義教授(メディア論)は次のように語る。

「よく言ったな、と感じます。これは石川さんだけの問題ではない。紅白に出られるのは嬉しいけれど、まるで懐メロ歌手のように扱われ続けることには、忸怩たる思いがあるという、ある種の代弁だと思います。」

 来年歌うのは、新曲?それとも「天城越え」?

週刊新潮」1月6日発売号では、知られざる“紅白の舞台裏”を特集している。〈「森進一」卒業に「氷川きよし」が「思い出ないです」〉〈“聖子によろしく言っといて”と告げた「郷ひろみ」〉など、3ページに亘っての掲載である。

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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