本命「原辰徳」大穴「中畑清」で始まった東京五輪監督レース

野球週刊新潮 2015年12月24日号掲載

 老兵は死なず、ただ消え去るのみ――。そう語って退任した、当時71歳のマッカーサーはしかし、大統領選出馬への意欲を燃やし続けた。さて、元帥の野望と比べればG1レースと草競馬ほどの差はあれど、球界でも2人の“前監督”が、次なる名誉を得んとレースに参加。ついに、ゲートは開いた。

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 競馬に喩えるなら、実績がウリの本命馬を、人気だけはヒケを取らない穴馬が必死に追う展開である。実際、レース序盤から、“ワカダイショー”こと原辰徳(57)のリードは圧倒的だ。

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