「五輪エンブレム」の会見が、釈然としなかったワケ 間違いだらけの「謝罪会見」事例研究2015(2)

企業・業界週刊新潮 2015年12月17日号掲載

 日本を代表する大企業や国家的プロジェクトで不祥事が頻発した2015年。企業の危機管理のプロである田中辰巳氏が「謝罪会見」の真髄を説く。危機管理には、「感知・解析・解毒・再生」という4つのステージに合わせた対応が求められるという。今回は国をあげてのあの大騒ぎが題材だ。専門家はどのような対処を勧めるのだろう。

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 次に取り上げたいのは、同じく今年を代表する騒動へと発展した「東京五輪エンブレム問題」である。

 ベルギーの劇場ロゴからの盗用疑惑が取り沙汰されたものの、公式エンブレムをデザインした佐野研二郎氏は記者会見で真っ向から否定してみせた。

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