「杭打ち偽装」会見は、こう謝るべきだった 間違いだらけの「謝罪会見」事例研究2015(1)

企業・業界週刊新潮 2015年12月17日号掲載

 論語に曰く、「過(あやま)ちて改めざる、是を過ちという」。だが、いざ不祥事が露見すると、見栄やプライド、訴訟リスクに拘泥し、真摯なお詫びの言葉を飲み込む経営者は後を絶たない。危機管理のプロ・田中辰巳氏が、延焼を食い止め、再生に導く「謝罪会見」の真髄を説く。

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 過ちを犯したとき、如何に対処するかでその人の本当の値打ちが決まる――。
 
 松下電器(現パナソニック)を創業し、世界的企業に育て上げた松下幸之助の言葉である。

“経営の神様”が看破した通り、組織や経営者の力量が試されるのは、難局に直面した時に他ならない。

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