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「10年後破綻する人」はどんな人か 経済ジャーナリスト・荻原博子さんに聞く
昨年、「老後破産」「下流老人」といった言葉が流行語になった背景には、多くの人が、この先の生活について不安を抱えていることがあるのは間違いない。
一体どうすれば、最悪の事態を避けることができるのか。
この度、『10年後破綻する人、幸福な人』を上梓した経済ジャーナリストの荻原博子さんに聞いてみた。
――なぜ「10年後破綻」をテーマにしたのでしょうか。
荻原:あまり先の話になると、読むことは難しいのですが、10年後くらいまでの流れは大体わかっています。...
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「人生90年」にいくら必要? 年金だけではカバーできない老後
〈お前百まで、わしゃ九十九まで、共に白髪の生えるまで〉。都々逸の文句ではないが、日本人は経験したことのない長寿の時代を迎えている。もっとも、長生きにも金はかかるもの。資金繰りを間違えれば老後破綻だってある。会社をリタイアして、残りの人生をエンジョイするにはいくら必要なのだろうか。そして、手元にはどれほどの資産があればいいのか。
高齢者雇用安定法の浸透もあって、今やサラリーマンは65歳まで働くのが普通の時代である。一方で平均寿命は年々延びており、2050年には90歳(女性の場合)を超えると見られている。...
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